
肥前有田 柿右衛門色絵菊ぼたん鳥文大深鉢
時期延宝頃(circa 1670~80)
- この鉢は柿右衛門手の頂点を極めるものの一つといえよう。蓋のないものが東京国立博物館にあって重文となっている。太湖石に休む2羽の鳥に菊、ぼたんが2組の図柄に描かれている。この鉢の写しを作ってみたいと思い1980年頃、柿右衛門家に尋ねてみたところ1000万という返事であった。他の窯へ100個注文したところ、この鉢と同じ肉厚で焼くと不良品が出て採算が合わず、厚手で注文したが、当時では非常に多くのオシャカが出たことであろう。